今回はハマシギの採餌行動と飛翔です。
見たところ、登場するハマシギ達は第1回冬羽です。
くちばしの長さが見る角度によって変わりますね。
飛び立つ場面を見る時は、最後まで残っているハマシギがつい気になっちゃいます。
おまけ飛翔動画です。クリアーな動画を次は撮りたいと思います。
今回はハマシギの採餌行動と飛翔です。
見たところ、登場するハマシギ達は第1回冬羽です。
くちばしの長さが見る角度によって変わりますね。
飛び立つ場面を見る時は、最後まで残っているハマシギがつい気になっちゃいます。
おまけ飛翔動画です。クリアーな動画を次は撮りたいと思います。
本日は探鳥する予定も意欲も珍しくなかったが、鳥仲間が舞岡公園でヤマシギを観察中という連絡をもらったので、新年の挨拶を未だしていないヤマシギ詣へ。
ヤマシギが見えなくなる恐れがあるので、駐車場から真っ直ぐきざはし湿地へ急行。
見えにくい場所にいるが、取り敢えず観察できてホッと一息。

下を向いているか思いきや正面顔でした!

でっぷりとして美味しそうである、、、これは禁句かな
足踏み行動※音声は消しています
いつものようにヤマシギ観察と並行して道を挟んで反対の草地でアリスイも探索するも、こちらは相変わらず観察できず。
気分転換に公園整備のため閉鎖中の瓜久保の様子見に行く。

入れないことは分かっているが、この冬鳥シーズンに観察できないのは痛い!
工事は3月29日までとのこと。
再びきざはし湿地の戻って地上で採餌行動をするカシラダカを観察。

このカシラダカ、2016年にIUCN(国際自然保護連合)のより絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されたのは知っているが、舞岡では今年も例年通り探鳥すると必ず会えるので、いまいち危機感がない。
しかし、北海道で夏に繁殖するシマアオジも普通種の時代があったわけで、これから先、カシラダカも同じ道を進むことになってしまうのか?気になるところではある。
帰り際に駐車場近くの針葉樹でキクイタダキを観察することができた。
過去に横浜で針葉樹好きのヒガラも一緒に観察したことがあるので、キクイタダキを観察した時は要チェック!
もともと2時間1本勝負!と決めて舞岡に来たが、その割には念願のヤマシギや予想外のキクイタダキを観察できて満足して帰宅した。
ヒヨドリ
ヤマガラ
コゲラ
ヤマシギ
カシラダカ
シメ
トビ
マガモ
カワセミ
アオジ
ジョウビタキ
ハシブトガラス
キクイタダキ
メジロ
計14種
三番瀬探鳥会を終えて、葛西臨海公園へ。
鳥類園周辺は2月とは思えないポカポカ陽気と冬鳥の少なさで、まるで冬鳥が渡去する3月頃の雰囲気。
帰り際に西なぎさで冬の名物クロツラヘラサギを観察して、冬の葛西らしい締めとなった。
見聞きした野鳥(観察順)
ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、ムクドリ、ノスリ、ウグイス、スズガモ、カンムリカイツブリ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、イソシギ、カルガモ、クイナ、タシギ、ハクセキレイ、アオサギ、カワウ、カイツブリ、オナガ、コサギ、オオバン、キジバト、アオジ、カワセミ、ハジロカイツブリ、シジュウカラ、オカヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、クロツラヘラサギ、アオアシシギ、ダイサギ 計33種 同行者観察 キンクロハジロ、オオジュリン
今回の特集はシロチドリの採餌行動です。

正面から見ると、コチドリやイカルチドリなどとは違い、胸の黒帯が途中で途切れているので、その部分だけ白さが目立ちます。
シロチドリという名前は江戸時代にはすでに付けられており、ムネシロチドリとも呼ばれていたようです。
ムネシロチドリの方が直接的で分かり易いですね。
先月、葛西臨海公園の西なぎさでシロチドリを観察したのですが、遠くにいても正面からの観察の場合は白さが際立って見えて、なるほどやはりシロチドリという名が付くだけのことはあると納得したのでありました。

ちなみに江戸時代といえば、品川などの海岸に面した場所では冬場にお酒を飲みながら海から聞こえて来るチドリの鳴き声を聴くことが楽しみだったそうです。
時期と場所から判断するとチドリの正体はシロチドリと思われますが、このことは当時の東京湾岸には声をたしなむ程の数のシロチドリが生息していたということで、今からは想像できない光景が広がっていたのでしょう。
動画 ※スロー再生付きです
余りの素早さ、しかも前進移動ではなく横移動、に一時フレームアウトしてしまいました!
丸呑みした後に、おそらく捕まえた際に離れたカニの足も抜け目なく拾っていますね。
鶴見川から新横浜公園へ入る。
正月明けからミコアイサが飛来しているとのこと。
ガンカモ調査のエリア外だが、流れでどうしても観察しておきたい。
横に伸びる長池では鶴見川同様にオカヨシガモの多さが目立つ

オカヨシガモ雄の共演 地味な色合いだが、意外と黒いパンツは遠くからでも目を引く。
注目のミコアイサだが、遠くに白い個体が水面に浮いており、すぐに雄と分かった。

ミコアイサ雄 エクリプスから繁殖羽へ移行中
長池の水門そばはタヒバリを観察することが多いが、今回は見当たらず。
代わりにイカルチドリが1羽じっとたたずんでいた。

本日は最後まで気になる存在だったイカルチドリ
奥にある投擲場付近の水辺では今年もベニマシコが観察されているとのこと。
到着時して間もなく、フィッ、フィッという地鳴きを聞くことができたが、姿までは観察できなかった。
ここから見える水門施設の屋上では常連のノスリが今回も鎮座なさっている。
再び長池に戻って、ミコアイサ雄雌、オカヨシガモ、そしてハシビロガモとお気に入りのカモを観察して、今回の探鳥を終えた。

流し目?で横を通り過ぎたハシビロガモ雄 こういう雰囲気も好きなところである。
ダイサギ
オカヨシガモ
ホシハジロ
ミコアイサ
ハシビロガモ
コガモ
イカルチドリ
モズ
オオバン
カワウ
バン
ヒヨドリ
ノスリ
ベニマシコ
計14種
本日は日本野鳥の会 神奈川支部のガンカモ調査を行った。
担当エリアは①鶴見川の支流である恩田川と②鶴見川中流域である。
①の恩田川の調査エリアは町田市と横浜市の市境でもあり県境から河口までの約7.5㎞である。
②の鶴見川中流域の調査エリアは恩田川河口から鴨居と小机の間にある新川向橋までの約3.5kmである。
③そして調査後はそのまま鶴見川沿いにある新横浜公園で探鳥を行った。
今回はその②の鶴見川中流域。
恩田川と青葉区を流れる谷本川とが合流する付近で川原で休むイカルチドリ達を発見。
ようやく出会えてホッとする。
ここから鴨居までは例年だと鴨の居る字の通り、コガモ、オカヨシガモ、カルガモが特に多いが、今回はコガモが点々といるだけの寂しい光景であった。
鴨居駅前を過ぎたころから、昨年と同様にオカヨシガモを多く目にすることができた。
さらに進むと横浜線がそばを通る、例年餌付けされているオナガガモやユリカモメの群れを観察するポイントがある。
前回は餌付けがされなかったせいかオナガガモを1羽も観察できず驚いたが、今回は8羽を観察できた。

オナガガモ雄

ユリカモメ第1回冬羽
ここでは最近ヒドリガモとオカヨシガモが増えている。
調査の終点である新川向橋が見えてきた。
ホッとしながら川面を見ると頭が赤っぽいカモ達が浮いている。
ホシハジロの雄と思って双眼鏡で確かめると、何と2羽のホシハジロ雄の隣に小豆色の胴体が目に入った。
何とメジロガモだ!!

メジロガモ雄
まさかここで遭遇するとは思わなかったので、何度も確かめてしまった。
メジロガモは昨シーズン新横浜公園や薬師池公園や寺家で観察され、首都圏を震撼させたのだが、今年も同一個体と思われるメジロガモが薬師池公園や寺家等で観察されている。
実は今回のガンカモ調査ではメジロガモ滞在地の近くに来ているので、観察したい気持ちを我慢して調査をしていただけに、、、偶然の再会に感謝!
後から聞いた話では、前日に新横浜公園で観察されたそうで、公園から近いこの場所での出会いに合点した。
※その後の観察情報は聞かないので、実はまだこの辺りにいるのではないか、、、。
ゴール間際でのサプライズは一生忘れないだろう。
気持ちよく今回の調査を終えた。
今回の調査の感想だが、オカヨシガモは終点付近の下流でも多く見られ、中流域では増加傾向にあるようだ。
また、カモ以外の水鳥の種類と数の少なさが気になった。
カルガモ性別不明21⇔5
コガモ雄24雌31⇔雄28雌50
オカヨシガモ雄10雌7⇔雄15雌5
ホシハジロ雄2⇔雄1
メジロガモ雄1⇔0
オナガガモ雄5雌3⇔0
ハシブトガラス
シジュウカラ
スズメ
オオバン
ダイサギ
イカルチドリ
ハクセキレイ
ユリカモメ
カワウ
計15種
本日は日本野鳥の会 神奈川支部のガンカモ調査を行った。
担当エリアは①鶴見川の支流である恩田川と②鶴見川中流域である。
①の恩田川の調査エリアは町田市と横浜市の市境でもあり県境から河口までの約7.5㎞である。
②の鶴見川中流域の調査エリアは恩田川河口から鴨居と小机の間にある新川向橋までの約3.5kmである。
③そして調査後はそのまま鶴見川沿いにある新横浜公園で探鳥を行った。
今回はまずは①恩田川の調査。
調査区間は、恩田川に沿って走る横浜線の駅で例えるなら長津田駅から中山駅の区間あたりである。
長津田駅そばの町田市との県境からスタート。
例年通り、スタート地点そばからキセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ3種を一同に観察できた。

セグロセキレイ
またエナガの群れとの遭遇、セグロセキレイのさえずり、カワセミが何度も行き交うなど堪能した。

カワセミ雄
途中で近所のならやま公園でオシドリの調査を実施。
オシドリは朝夕の方が活発に行動するようだが、今回も無事観察できた。

オシドリ雄雌
ゴイサギも幼鳥2羽を含む3羽を確認。
恩田川へ戻る。
ここ数年ユリカモメを奈良川と恩田川の合流地点から田奈駅辺りまで特に多く観察するのだが、今年は少ない。
また初めてこのエリアでセグロカモメを観察した。
田奈駅辺りから雨が降り出した。
ここから十日市場駅辺りは、岸辺が自然に近い環境なので野鳥が多い。
イソシギ、キセキレイ、カワセミも頻繁に観察することができた。
そして主役のカモだが、ヒドリガモの数が増えて、マガモ、オナガガモ、そしてアメリカヒドリ雌まで観察できた。

マガモの雄雌

ヒドリガモ ペアかどうかは分からないが、息がピッタリの感じ!

アメリカヒドリ雌
中山駅に近づくにつれて、カルガモとコガモが目立ち始めた。
昨年に続きて中山大橋上流域でイカルチドリと会えなかったのは残念。
中山駅から河口部までは例年よりカモはもとより野鳥全般にわたり少なかった。
今回の恩田川調査は雨と一時は雪がちらつくほどの寒さで中止を検討するほどであったが、無事に終えて良かった。
最後に2年前からカワセミの観察例の減少が気になっていたが、今回は全てのエリアで頻繁に観察できてホッとしている。

カルガモ性別不明83⇔58
ヒドリガモ雄25雌22⇔雄15雌14
コガモ雄44雌51⇔雄34雌38
マガモ雄11雌13⇔雄0雌2
オナガガモ雄1⇔雄2
オシドリ雄13雌8⇔雄8雌4(ならやま公園)
オカヨシガモ雄1雌1⇔0
アメリカヒドリ雌1⇔0
※カモの数はオナガガモ以外は増加した。今シーズンはカモが少ないと言われているので意外な結果となった。
カワウ
キセキレイ
メジロ
ヒヨドリ
ハクセキレイ
ユリカモメ
ハシブトラス
セグロセキレイ
イソシギ
コサギ
エナガ
シジュウカラ
ムクドリ
アオサギ
カワセミ
セグロカモメ
ゴイサギ
カイツブリ
アオジ
ハシボソガラス
オオバン
アオサギ
カワラヒワ
計31種
今回も稲敷関連で、至近距離からじっくり観察できたオジロトウネンです。
分かり易い特徴は①小型のシギ②体色が白と灰③黄色の脚です。



干上がりそうな蓮田でユスリカの幼虫を盛んに食べていました。

上と似たような動画ですが、、、。
今回はまだまだ続く稲敷のヘラサギです。

顔は黒い皮膚が裸出していないので、クロツラヘラサギではありません

特徴的なくちばしが見えなくとも、チュウサギなどと比べて首が太くてがっしり見えます

好感持てる顔でございます。 ヘラの色は先端部は黄色で、幼鳥は全体がピンク色です。現場ではクロツラヘラサギ成鳥は黒いので、ヘラサギも同様に黒いと勘違いして、この個体を幼鳥と判断してしまいました。
※最後にスロー再生を添付しています。
今回も稲敷関連でツメナガセキレイです。
当日は3羽のツメナガセキレイがいたそうですが、2羽しか観察できませんでした。

キセキレイに比べて、腰が黄色ではなく、尾が短いです。

