探鳥記 2017.2.11 金沢自然公園 9:00~13:30 晴れ

本日は金沢自然公園で鳥見の大先輩と一緒に野鳥観察会(ののはな館主催9:00~12:00)の講師を務めた。

参加者の大部分が親子連れや初心者の方々なので、こちらも分かり易く丁寧に解説することを心掛けた。

スタート直ぐにモズジョウビタキを観察したので、停止時の尾の動かし方の違いを解説した。

モズは尾をゆっくり回す動作をする一方、ジョウビタキは尾を下向きにダラダラと振る動作をするという感じで。

今回幸運だったのは、カワセミが見れたことだ。

やはり飛ぶ宝石と言われるだけあって皆さん、大興奮。

さらに何度も目の前で水面に飛び込んでくれるサービスまでしてくれた。

その後、不意にノスリが現れたり、カワラヒワの群れが舞い降りたりした。

最後に館に戻り、簡単な野鳥の解説をして無事終了。

冬の小鳥はほとんど観察できたので講師としては満足だった。

残念なことに探鳥会終了後にアトリの群れが現れた。

皆さんにも是非見てもらいたかったなぁ。

ゴメン、登場時間間違えた!

見聞きした野鳥(観察順)

ハシボソガラス
キジバト
ヒヨドリ
メジロ
ジョウビタキ
モズ
コゲラ
シジュウカラ
ヤマガラ
エナガ
シメ
トビ
カワセミ
コサギ
ノスリ
シロハラ
カワラヒワ
アオジ
ハシブトガラス
アトリ

計20種

探鳥記 2017.2.11 円海山 7:15~8:45 晴れ

 

本日は金沢自然公園で探鳥会がある。

探鳥会の前に公園に隣接する円海山に立ち寄った。

入口付近の住宅地に面する疎林でアオゲラを見つける。

普段は森の奥で見聞きするアオゲラだが、エサを求めて森から出て来たのだろう。

前日の雪で樹氷のように真っ白の木々も見られた。

瀬上池へ向かう途中では普段は下草の中から見え隠れするクロジが道に出てきて採餌している。

以下その動画。

クロジが小さな実をくわえつつ鳴きながら移動した後に食べている。

瀬上池周辺では鳥の気配があまりなく、常連のカヤクグリルリビタキの姿もなかった。

時間がなくなってきたので、氷取沢経由で金沢自然公園に向かう。

途中の尾根ではアカゲラを見たり、ウソカケスの鳴き声を確認できた。

今日は氷取沢の方が鳥が多いようだ。

幸運にもトラツグミまでも観察できて、気持ちよく公園に到着した。

 

見聞きした野鳥(観察順)


アオゲラ
アオジ
ホオジロ
ハクセキレイ
シメ
エナガ
クロジ
メジロ
ヒヨドリ
ハシブトガラス
キジバト
シロハラ
ウグイス
ヤマガラ
シジュウカラ
コゲラ
アカゲラ
ウソ
カケス
トラツグミ

計20種

 

探鳥記 2017.2.5 長浜公園 14:00~15:40 小雨

小雨の中、長浜公園に到着。

マミチャジナイの目撃例が多いC観察窓付近で探鳥開始。

通常、マミチャジナイは神奈川では主に秋の渡りの際に立ち寄る渡り鳥である。

それゆえ冬にマミチャジナイがいることに違和感を覚えてしまうかも。

しかし、2014年3月に藤沢市の長久保公園で越冬中のマミチャジナイを観察しており、また西日本では越冬する個体も珍しくないそうだ。

マミチャジナイ 2014.3.9 長久保公園

小雨が降り続いて野鳥の気配もない。

ちょっと今日は無理かなぁと思い始めた頃、まずは目の前の芝生にツグミが舞い降りた。

しばらくするとどこから飛んで来たのかいつの間マミチャジナイツグミのそばに現れた。

ツグミより警戒心が強いので、しばらく林縁に降りたり、枝止まりしたり、あちこち移動した。

冬には珍しいマミチャジナイ

茂みに隠れて警戒しながらエサを探すマミチャジナイの動画

しばらくすると今度はアカハラが現れた。

アカハラ(全長23.5㎝)と見比べるとマミチャジナイ(全長21.5㎝)の方がややスマートで小さい印象だ。

全長の差と一致する。

今日は脇役のアカハラ君

図鑑ではなくフィールドで実際に似たものの比較検討をすることは非常に勉強になる。

シロハラも参加してくれれば更に良かった!

マミチャジナイがこのまま越冬して、春先さえずりを披露してくれることを期待して帰った。

見聞きした野鳥(観察順)

マミチャジナイ
アカハラ
ツグミ
オナガガモ
コガモ
ハシビロガモ
アオサギ
カイツブリ
キジバト
ヒヨドリ
ムクドリ
カワウ

計12種

探鳥記 2017.2.5 金沢臨海部 12:20~13:40 曇り

臨海部のポイントに到着していつものようにカンムリカイツブリの群れを観察する。

今日は群れが3つにばらけているので、ザックリと見渡すと左奥の岸壁の方にヒメウを発見。

1番大きい群れの中にはアカエリカイツブリが3羽混じっている。

その群れのずっと奥の方にウミアイサが単独で浮いていた。

このエリアでは初めての観察である。

それにしても今シーズンは臨海部でウミアイサの観察する機会が多い。

カンムリカイツブリの群れを一通り観察したが、今日は白変種個体は見当たらない。

 

次に八景島駅前のポイントに移動。

いつもの場所にスズガモの群れがいるが、湾内は他に水鳥はいなかった。

探索中にイソシギが間近に来た。

イソシギの分かり易い特徴は、腹から続く白い部分が翼の付け根の前まで食い込む点、尾を上下に動かしながら落ち着きなく動き回る点だろう。

 

動画では落ち着かないので、じっくりどうぞ。

裏手では今回もビンズイが群れで登場!

オリーブ色の背中もビンズイの特徴

水鳥も少ないし、雨もポツポツ降り出したので急いで帰った!ではなく、マミチャジナイのいる長浜公園へ向かった。

 次回に続く。

 

見聞きした野鳥(観察順)

カンムリカイツブリ
ヒメウ
アカエリカイツブリ
ウミアイサ
オオバン
ウミウ
カワウ
スズガモ
ユリカモメ
イソシギ
ビンズイ
ウミネコ

計12種

 

探鳥記 2017.2.5 円海山 10:30~11:50 曇り

円海山でしばらく(1か月間だが)トラツグミに会っていない。
警戒心が強くなかなか会えないからこそ探したいもの。

瀬上池に向かった。
今日もトラツグミが目撃されるポイントを中心に探すが見つからず(ヒィーー、トラツグミでなく私の泣き声)。カラ類の混群とも出くわさず、森の中からはウグイスやクロジの鳴き声もしない。
池の奥でしばらく待つと、カヤクグリルリビタキが現れた。
カヤクグリはいつものように斜面を移動しながら採餌をしている。

冬枯れ色の中で一際輝くルリビタキ
猛禽類がいないか尾根沿いや上空を探す。ノスリがフラッと飛び去って行った。
帰り道、人懐っこいアオジを観察。アオジは横浜では冬に観察できる野鳥で、見聞きすることが多い野鳥だ。それゆえに普段は意識して観察されないが、体の下面の黄緑色が綺麗で目立つ。
何だアオジか~って言ってるでしょ!!
冬、一番観察しているかも
次は最近ハマっている金沢臨海部へ。
次回に続く。
見聞きした野鳥(観察順)

アオジ
ヒヨドリ
カヤクグリ
ルリビタキ
キジバト
アオゲラ
ノスリ
エナガ
シジュウカラ
ハシブトガラス

計10種

 

 

 

探鳥記 2017.2.4 京都編 ⑤京都府立植物園 14:50~16:15 晴れ

京都御所から京都府立植物園へ。

京都御所を出て地下鉄烏丸線の丸太町で乗車して北山で下車。

目の前に植物園の入口があって便利。

地元バーダーから野鳥観察には開園直後と閉園前が良いというアドバイスをもらったので、ちょうど良い時間帯の入場だ。

余り期待しない方が良いとの話だが、ルリビタキミヤマホオジロトラツグミと会えるイメージで探鳥スタート。

植物園 入り口付近

もっと手狭で緑の密度が濃いと思ったが、広々とてして野外の美術館みたいだ。

どんどん奥に進む。

総じて野鳥は少ない。

よく目にするのはシロハラ

もっとエナガシジュウカラなどのカラ類がいると思った。

ちょっと拍子抜けしていると、イカルののんびりしたユーモラスな声がした。

気分転換にピッタリのイカルの声

次は池の方に向かう。

せせらぎの中を気分よく歩いていくと池が現れた。

カワセミが水面をのぞき込んでいる。

人気者のカワセミ

写真を撮った後に周囲にたくさんカメラマンいるのに気が付いた。

探鳥地なのに1人のバーダーとも園内で出くわさなかったのが不思議だったのだが、これでようやく納得した。

ここは多種多様な植物があり緑も豊富なので、四季を問わず野鳥がエサを求めて来ると思うのだが、どうでしょう。

時間が来たので朝から1日かけての京都探鳥を終えて、京都駅に向かった。

見聞きした野鳥(観察順)

キジバト
アオジ
ヒヨドリ
シロハラ
ツグミ
コゲラ
エナガ
シジュウカラ
カワラヒワ
ハシボソガラス
イカル
カワセミ
マガモ
ヤマガラ

計14種

探鳥記 2017.2.4 京都編 ④京都御所 12:15~14:30 晴れ

宝ヶ池から京都御所へ。

地下鉄の今出川駅で下車。

北の今出川御門から御所に入って水場を経由して南の丸太町へ抜けるコースを取る。

宝ヶ池で知り合った方の話によると、この冬はトラツグミが多いと聞いたので、地上付近を入念にチェックしながら水場に向かう。

なんと見つからぬまま水場に到着してしまった。

水場付近ではさすがに鳥の密度が濃くなる。

藪から藪へルリビタキの雌が移動するのが見えた。

周囲の森はヤマガラアオジシジュウカラとにぎやかだ。

地元バーダーと京都や関西の野鳥談義をしながら、水場に来る鳥を観察する。

バーダーによると御所では年々四季を問わず野鳥が少なくなっているとのこと。

それでも今季はトラツグミが5個体もいるようだ。

水場に来たイカルをじっくり観察して、更に南に向かう。

仙洞御所を過ぎた辺りの地面にトラツグミをようやく発見。

見つかってしまった!

関西は熱狂的阪神タイガースのファンが多い場所だが、何人のファンがこのトラツグミのことを知っているのだろうか?

もし知名度がアップしたら縁起物の野鳥としてマスコットになったり大切に扱われたりするのだろうか?

飲み屋で阪神戦と同じように熱くトラツグミが語られる日が来るのだろうか?

ここまでは冗談だが、実際、関西バーダーの間でもやはり人気は高いのだろうか?

気になるところではある。

トラツグミに別れを告げて南下する。

この後は採餌するアトリビンズイの群れを何度も目撃する。

やはり松林が好きなビンズイ

ふと、上を見上げると仙洞御所上空でカラスが騒いでいる。

急いで双眼鏡で見るとハイタカカラスに追いかけ回されている。

その後ハイタカは北へ逃げて行った。

以下の動画はシロハラが15㎝ぐらいの太いミミズを飲み込んだ場面である。

大物を捕まえて口に入れたはいいが、なかなか飲み込めない。

体全体で息をして喜び半分後悔半分なのか。

最後の方はシロハラがバタンと倒れるじゃないか心配した。

急いで水でも飲みに行ったのかな?

御所の名物?アオバトは結局観察できず。

残念だが、次回探鳥時に期待。

帰りの新幹線の時間まで余裕があるので、次の探鳥地、京都府立植物園に向かう。

次回に続く。

見聞きした野鳥(観察順)

トビ
シロハラ
ルリビタキ
ヤマガラ
アオジ
シジュウカラ
スズメ
シメ
キジバト
イカル
トラツグミ
ビンズイ
アトリ
セグロセキレイ
カケス
ツグミ
ハイタカ
エナガ

計18種

 

探鳥記 2017.2.4 京都編 ③宝ヶ池 9:05~11:45 晴れ

次の探鳥地は宝ヶ池。

知恩院から地下鉄東西線の東山駅に行き、ここで地下鉄の一日乗車券を購入して、地下鉄烏丸線の終点の国際会館駅で下車。

目の前が国立京都国際会館があり、その隣に宝ヶ池と自然豊かな森がある。

宝ヶ池から国際会館を望む

市街地から離れているので、周囲はのどかな雰囲気に包まれて心地よい。

目の前に川が流れており、さっそくカワセミを発見。

カワセミに始まり

野鳥の森に向かう途中、目の前を2羽の小鳥が横切った。

3年ぶりのミヤマホオジロだ!

もちろん、神奈川でも冬に観察できるが、観察場所も個体数も少なく、ミヤマホオジロは西日本で観察しやすい野鳥という印象だ。

今回、京都で見たい鳥の筆頭はミヤマホオジロだった。

雄の顔の黄色は木陰に入っていても目立つ。

この黄色!この黄色!と喜んでいるうちに、飛んでしまった!

野鳥の森に入ると、すでに3人のバーダーの姿が。

地元の野鳥は地元のバーダーに聞くのが一番良いと思い、挨拶をする。

そして最近の野鳥の動向などの野鳥談義や素晴らしい写真を見せてもらうなど1時間近く楽しんだ。

その間、ジョウビタキが近くに来たり、カケスアオゲラの鳴き声が森の奥から聞こえた。

その後、野鳥の森から山の中を抜けて宝ヶ池に出るハイキングコースを探鳥することにした。

スタートして間もなく、斜面からミソサザイの鋭い地鳴きは聞こえる。

ミソサザイは小さい茶色の体で素早い動きをするので、見つけにくい野鳥だ。

声を頼りにしてやっと見つけた。

すると今度は奥からアオゲラが木をつつく音が森に響く。

気持ちよく山の斜面をどんどん登る。

コースのピーク付近で何と野生のシカと遭遇した!

こちらに突っ込んで来たら怖かったが、向こうが向きを変えて森に消えていった。

辺りではルリビタキが林道に出たり引っ込んだりをしばらく繰り返していた。

坂道を降りると宝ヶ池が現れた。

この時期は池の奥の方でオシドリが見られることがあるそうだが、今日は見当たらず。

周遊道路では、2つの探鳥会のグループに出会った。

その際、参加者の方々と話す機会があり、宝ヶ池のカモの様子や配布資料の素晴らしさを教えてくれた。

京都市内とは思えぬ静けさの宝ヶ池

ここは紅葉の時期は素晴らしい光景が見られると歩きながら思った。

京都の紅葉といえば、寺社の庭園の紅葉が注目されるが、宝ヶ池では静けさと美しさの両方が味わえるのでは。

比叡山を望む

森を抜けて駅に向かうと、正面に比叡山の山容が見える。

端正な三角の頂を持ち信仰の山の雰囲気がある。

目を戻すとそばを流れる川にカワセミを見つけた。

行きに見つけたカワセミだろうか。

カワセミで終わる

ほんの数時間での探鳥では分からない奥の深い探鳥地と思ったので季節を問わず、次回京都に来る際は、立ち寄ろう。

次の目的地の京都御所に向かう。

続きは次回。

 

見聞きした野鳥(観察順)

カワセミ
ホオジロ
コサギ
セグロセキレイ
ツグミ
ミヤマホオジロ
カケス
シジュウカラ
メジロ
ジョウビタキ
コゲラ
アオゲラ
ミソサザイ
ヤマガラ
ルリビタキ
ホシハジロ
マガモ
カルガモ
カイツブリ
ウグイス
トビ

計21種

 

探鳥記 2017.2.4 京都編 ②知恩院 7:20~8:20 晴れ

いよいよ知恩院。

知恩院で探鳥?

京都を訪れる際は寺社巡りはすることが多いだろう。

寺社は探鳥地と言えるほどの場所ではないだろうが、どんな野鳥が見聞きできるかは愛鳥家なら気になるところ。

そこで、敢えて探鳥記を書くことにした。

なお寺院での探鳥の際には、その寺院の雰囲気や他の参拝客に違和感や不愉快な思いをさせぬように気を付けている。

双眼鏡を首にかけていかにもバードウォッチングしていますというスタイルは避け、なるべく肉眼と耳で探鳥するようにしている。

 

入口に構える荘厳かつ巨大な三門に圧倒される。

周囲の木々ではコゲラエナガメジロが活発に行動している。

知恩院 三門

知恩院は法然上人を開祖とする浄土宗の総本山で、江戸時代に徳川家の庇護を受け、大伽藍が建設された。

中に入って立派な石段や石垣や建築物を見ての印象は、お城の機能を備えたお寺というイメージだ。

二条城が敵に攻められて落城したら知恩院を最後の砦にするという江戸幕府の思惑があったのではないか?と思ってしまうぐらいだ。

早朝でほとんど参拝客はいないので、この荘厳な雰囲気を独り占めしている気分だ。

静かなので野鳥の声がよく聞こえる。

奥にある納骨堂付近は野鳥が濃い場所である。

アオジの姿を見たり、イカルエナガシジュウカラの声が聞こえる。

納骨堂

案内図を見ずに、どんどん中に引き込まれるように進む。

静寂の中を奥へ進む

知恩院で一番高い場所にある法然上人の御廟に辿り着く。

東山の斜面が迫り、より一層静かだ。

ここからは京都市内が見下ろせる。

シメの声が山の斜面から聞こえたり、シロハラは警戒して飛び去る。

法然上人御廟

探鳥よりも知恩院の歴史を知ることや雰囲気を味わうことに引き込まれ、いつもより野鳥に集中しなかったが、これはこれで良いバランスで両方を楽しめた。

参拝客が多い状況だと早朝のような2つの楽しみは味わえなかったと思う。

さぁ、知恩院観光も終わり、これからは本格的な探鳥モードに切り替えだ!

今回は地下鉄烏丸線を利用して市街地の南北の探鳥地を3か所を巡る。

1日乗車券を購入して最初の探鳥地、宝ヶ池に向かう。

次回に続く。

見聞きした野鳥(観察順)

コゲラ
エナガ
ハシブトガラス
メジロ
シジュウカラ
イカル
アオジ
シメ
シロハラ
ヒヨドリ

計10種

探鳥記 2017.2.4 京都編 ①丸山公園 7:00~7:20 晴れ

2015年秋以来の京都。

前回混雑を回避するために早朝に清水寺に行き、観光客の少ない三年坂や清水の舞台の素晴らしさを味わった。

今回も同じ作戦でホテルのそばにある丸山公園から歴史野鳥観察が始まった。

朱色が鮮やかな八坂神社の境内を抜けると丸山公園にたどり着く。

公園入口付近に木々からシジュウカラカワラヒワエナガが盛んに鳴いている。

奥からはイカルの伸びやかな声もする。

前回も感じたことだが、横浜に比べて京都市街地ではエナガをよく見かける。

横浜の感覚だとシジュウカラと同じか。

また街中でイカルの声が聞こえるのも不思議な感じだ。

目の前にある池ではダイサギコサギがじっとしている。

町中だからハクセキレイだと思ったら、セグロセキレイが岩のてっぺんで囀りを披露した。

セグロセキレイの囀りは長くて複雑な節回しだ。

意外と聞く機会が少ないのではないか。

しばらくすると今度は青い野鳥が横切って松に横枝に止まった。

カワセミの登場だ!

羽根に光沢がなく黒ずんで見える(特にお腹)ので若鳥だろう。

カワセミ若雌「朝から物好きどすな~」

そして歩を進めると写真で見たことのある銅像!

坂本竜馬と中岡慎太郎だ。

丸山公園といえば二人の銅像を思い出す人も多いことだろう。

すみません、実は新撰組のファンなのです!

早朝だったので公園内で見かけた人は一人だけ。

静かな雰囲気の中で野鳥の動きや気配や声を感じることができた。

日中の観察なら厳しかったと思った。

隣接する知恩院に向かう。

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

シジュウカラ
カワラヒワ
エナガ
イカル
ダイサギ
コサギ
セグロセキレイ
カワセミ
ハシブトガラス
ウグイス
ヒヨドリ
メジロ

計12種

野鳥と野鳥が好きな人を応援します

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