ミゾゴイを間近で観察したくなったので野毛山動物園へ。
横浜市立野毛山動物園はJR桜木町駅から歩いて約15分の横浜市の中心部にある。
開園は昭和26年で現在100種類以上1000個体以上の動物を有し、今時珍しく入場無料の動物園である。

野毛山ミゾゴイに会うのは今回で3回目。
いつもはじっとして動かないミゾゴイだが、今回はエサがあるのか時々ゆっくり動く。
隣のゲージがインコなのだが、声も姿もにぎやかでミゾゴイと対照的で面白い。

このミゾゴイに名前が付けられていたことを初めて知った。
ミゾタロウという名なので雄だったのか。

金網越しではあるが、こんなに近くでじっくりとミゾゴイを観察できるとは!
ぎこちない歩き方をするので、脚を怪我して自然放鳥できずに、飼育されているのだろう。
しばらく眺めていると、案の定、エサを食べ始めた。
これは動画でとらねば。
エサは肉だが、野生のミゾゴイはミミズが大好物。
食事の後に水を飲む。
画像にはないが、エサの付いたくちばしを容器に擦り付けて掃除していた。
ちなみに横浜市繁殖センターでは2015年、2016年と2年連続ミゾゴイの繁殖に成功しました。
今年の繁殖を祈るとともに繁殖の成功で新たに分かったミゾゴイの生態が公表されることを望みます。
みなさん、野生のミゾゴイはなかなか見ることはできませんので、雰囲気も含めてミゾゴイを野毛山動物園で観察することをお勧めします!
一度観察しておくと、フィールドでミゾゴイを探す時あるいは不意に出くわした時に役立つことでしょう!!
野毛山動物園では、もちろんミゾゴイの他にも鳥が展示されている。



その他、キジ、インドクジャク、コンドル、ブロンズトキ、ホオアカトキ、シロトキ、キンクロハジロ、オシドリ、コガモ、マガモ、オナガガモなど。
フィールドで野鳥観察するだけでなく、動物園で間近に観察することからも楽しく学べる。
雨の日などフィールドに行けない時は動物園に行くのもありだと思いました。