野鳥 コチョウゲンボウ 2016.11.6 稲敷

先週の日曜日に稲敷で探鳥した知り合いの方からコチョウゲンボウを観察した話を聞きました。

いよいよ稲敷も冬鳥シーズンの到来です。

私も昨年のこの時期に稲敷でコチョウゲンボウを観察したので、今回掲載することにします。

幸運なことにコチョウゲンボウとの距離は10mもなく、発見者のS.Sさんには改めて感謝です!

画像


現場では成鳥雌か幼鳥かで迷いました。ちなみに成鳥雄の胸から下は橙褐色です。


 胸の縦斑の他に下脇の横斑が見えます。横斑は成鳥雌には見られないそうです。
雌の成鳥と幼鳥の違いは、体上面の羽根の状態が主な識別の判断材料になりますが、今回は見ることができませんでした。


上の頭部拡大図。
アイリンクと蠟膜(ろうまく、くちばしの付け根の部分)が黄色ではないので成鳥ではなく幼鳥。
また眼瞼輪(がんけんりん、アイリングの外側部分)が緑青色なので幼鳥。


後頭部が灰色っぽく見えるので雄の幼鳥?
成鳥雄の上面は青灰色、雌は暗灰褐色ですので、どちらも灰色を含みますから迷いますね。
今回はコチョウゲンボウの幼鳥までとしておきます。

動画


車内の会話、エンジン音など雑音がありますので消音にしています。

スポンサーリンク