探鳥記 2020.11.15 多摩川 聖蹟桜ヶ丘駅周辺 9:20~12:30 晴

本日はホビーズワールド主催の観察会を実施。

天候は風穏やかな秋晴れで絶好の観察日和である。

聖蹟桜ヶ丘駅から多摩川の土手へ移動。

土手に上がって目の前に広がる草原、その奥の河川敷をじっくり時間をかけて観察した。

まず目に付いたのはハシビロガモ

下見ではマガモの群れが上空を旋回しただけで、水面にはカモの姿がなかっただけに嬉しい。

草原ではホオジロカワラヒワモズなどの小鳥を、河川敷ではセキレイ類やサギ類を中心に観察。

下見では出会えなかったタヒバリイカルチドリと出会えてテンションが上がる。

特にイカルチドリは見つけたというよりはキセキレイをスコープに入れたら、一緒に入り込んでいた!という偶然の出会いとなった。

コースの行き止まりにある交通公園では主に猛禽類を探鳥。

下見では比較的近くの崖でオオタカハヤブサミサゴの枝どまりを観察できたのだが、、、見つからず。

暖かい陽射し、多摩川のゆっくりとした流れと広大な河川敷、のんびりとした良い雰囲気であるが、ガイドとしては心中穏やかでない。

しばらくすると、待望のノスリオオタカミサゴが続いて登場!

3種とも遠くの上空での観察でゴマ粒くらいの大きさだったが、贅沢は言えない。

カモ観察が低調だっただけに、とにかく猛禽類が観察できて良かった。

本日一番の盛り上がり!と思いきや、なんと帰り道では目の前の多摩川の上空にオオタカミサゴが再登場!

オオタカカラスにちょっかいを出されて逃げ回る姿

ミサゴの優雅な飛行から一転して魚を狙って空中で一時停止して降下する姿

最後の最後で参加者の皆さんと猛禽類観察の醍醐味を間近で味わうことができた。

猛禽類と冬の小鳥を中心に観察することができ、無事終了。

この後は、参加者の皆さんと前週と同じ流れで多摩川の下流域にある登戸駅周辺でアフター観察会をすることにした。

聖蹟桜ヶ丘から登戸へ移動。

続きは次回。

見聞きした野鳥

ハシビロガモ、カワアイサ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、オオバン、イカルチドリ、イソシギ、ミサゴ、トビ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、アオジ 計29種

参加者の皆様、この度は観察会にご参加いただきまして有難うございました。

次回以降、私が担当しますホビーズワールドの観察会は、来年1月17日(日)の水元公園、2月14日(日)の皇居で開催します。

今後とも宜しくお願い致します。

観察会のご案内とお申し込みはこちらからどうぞ。

https://www.hobbysworld.com/event.html

 

 

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