探鳥記 2019.5.2 円海山周辺 7:00~9:50 晴れ

昨日帰宅直後から、円海山でキビタキをきちんと撮影したい!平潟湾でハマシギメダイチドリとの再会したい!ベイサイドマリーナのコアジサシのその後の様子を観察したい!という思いがどんどん強くなって行き、本日も同じコースで探鳥することにした。

まずは円海山周辺へ。

瀬上池周辺は昨日とほぼ同じ様子。

2時間早いスタートなので、もう少し鳥が活発かと思っていた。

昨日キビタキが鳴き合戦していた場所では今朝は1羽だけのさえずり。

縄張り争いの勝者かな?心地良いさえずりが森に響き渡る。

キビタキに別れを告げて、もうすぐ尾根付近に差し掛かるところで、何とコマドリのような鳴き声が尾根の向こう側から聞こえて来た!

得意の幻聴か?

興奮する前に再度同じ鳴き声がした。

間違いない、コマドリだ!

尾根に駆け上がり、探索を試みる。

声の出所は斜面下のそんなに遠くない場所からだ。

次の鳴き声まで20分くらい待機していたか、ついにこれぞ駒鳥!という「ヒンカラララ〜」を聴くことに成功。

コマドリは昨年も氷取沢で聴くことができたが、これほどハッキリとした声ではなかった。

残念ながら姿の方は滞在中、見つけことはできなかった。

朝から素晴らしいプレゼントをもらい、気持ち良く氷取沢へ向かう。

氷取沢では昨日同様センダイムシクイオオルリのさえずりが森の奥からする。

しばらく鳴き声を楽しんでいると、目の前の笹やぶの中からコマドリに似ているが気持ち強めの声がした!

コルリ

「チ、チ、チ、、、」という前奏がないので迷ったがコマドリのように鳴き声が余韻を残して徐々に消えるような終わり方ではない。

直ぐにまた2回目の鳴き声がした、やはりコマドリとは似て非なる感じ。

先ほど尾根でコマドリの声を聴いたばかりだから違いは分かる。

3回目は少し時間が経って、森の奥の方から「チ、チ」と前奏が少し入った!

この時、右手から先ほど尾根で聞いた声にそっくりのコマドリの声が!

もう1羽いたのか!

左右両方からなので、明らかに違いが分かった。

4回目は「チージョイ、チージョイ」と抑揚のある典型的な鳴き声がして、コルリと断定した。

コルリはだんだん奥に移動していったので、録音音声は小さく聞きにくい状態です

それにしてもコマドリコルリの共演が横浜で聴けるとは!

更にはバックでオオルリウグイスも鳴いていたので、横浜での日本三鳴鳥の共演でもあった!

この時期だけの限定共演ではあるが、横浜市内でも必ずやこのような舞台があるはずだ。

舞岡、新治の森、大池、寺家辺りは要チェックである。

もう、朝から満足度いっぱいでハングリー探鳥精神が著しく減退した。

いつもは疲れから減退するのだが、今回は珍しい。

コマドリコルリ骨抜きにされたまま、次の目的地、平潟湾に向かった。

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

ウグイス
ヤマガラ
シジュウカラ
ハシボソガラス
カワセミ
アオジ
センダイムシクイ
キビタキ
エナガ
メジロ
コゲラ
アオゲラ
コマドリ
オオルリ
コルリ
ヤブサメ
キジバト

計17種

スポンサーリンク