探鳥記 2019.5.11 金沢臨海部 16:20~18:40 晴れ

午後、時間ができたので、動向が気になる金沢臨海部へ。

平潟湾 16:20~17:40

未だ平潟湾で春の常連ハマシギメダイチドリに会うことができない。

悶々とした気分を晴らすべく、今日こそは何としても見たい。

向かう車内でチュウシャクシギが以前は飛来したことがあるなぁと昔話をしながら現場に到着。

ほぼ干潮状態で干潟に下りている人も少ない。

絶好の状況下、期待しながら探索開始。

メダイチドリハマシギが例年観察できる場所を探索したが見つからず。

キアシシギはあちこちに分散して採餌中。

キアシシギが何羽いるか、カウントしていると、向こう岸にチュウシャクシギを発見!
平潟湾では5年ぶりの再会となった。

先ほど車中で話題にしていただけに大盛り上がりとなった。

このチュウシャクシギ、カニを取り損なうことなく確実に捕まえていく。

緩急をつけた採食行動にしばし見入ってしまった。

現場で出会ったバーダーから100円ローソン前にある小さな干潟にはメダイチドリ2羽がいる話を聞いた。

そちらに移動して、ようやく無事にメダイチドリを観察、念願がかなった。

メダイチドリがゴカイを上手に干潟から抜き取ろうとする姿は何度見ても飽きない。

このまま採食行動を観察したかったが、日没前にコアジサシを観察すべく、ベイサイドマリーナに移動。

見聞きした野鳥(観察順)

キアシシギ11
イソシギ
チュウシャクシギ
メダイチドリ2
トビ
スズガモ
イソヒヨドリ
カワラヒワ
アオサギ

計9種

 ベイサイドマリーナ 17:50~18:40

今季3回目の訪問。

もうすぐ18時ではコアジサシは観察できるかなぁと半信半疑の思いで到着。

周囲の上空を見渡すと前回同様、魚をくわえたコアジサシが我々の上空を飛翔しているではないか!

周囲の海上を見渡すと20羽前後を確認。

本日もキョウジョシギはテトラポット周辺で40羽近くはいる模様。

周辺の草地からはセッカヒバリのさえずりが聞こえてきた。

自然海岸ではなく工場が並ぶ臨海部に彼らの声が聞こえるのは不思議な感じだ。

さすがに辺りが暗くなってきた。

テトラポットのほうからキアシシギの「ピューイ」という声を聞いて、気持ちよくお開きとした。

見聞きした野鳥(観察順)

コアジサシ20
キョウジョシギ40
ツバメ
ムクドリ
イソヒヨドリ
ハクセキレイ
スズメ
ウミネコ
セッカ
ヒバリ
アオサギ
カワウ
キアシシギ

計13種

 

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