探鳥記 2018.1.28 東庄町 夏目の堰(八丁堰)16:30~17:30 曇り

銚子から東庄県民の森へ。

水辺の鳥を観察し続けてきたので山野の鳥が見たくなった!

というものも到着したのは周囲が暗くなり始めた16時半前。

森での探鳥を諦めて直ぐそばにある夏目の堰での水鳥観察に切り換える。

前回訪問したのは2016年12月17日で、この時は間近でコハクチョウや様々なカモを観察できた。

到着して直ぐに観察を開始。

夕暮れの夏目堰

まずはオオハクチョウの小群が目に入った。

オオハクチョウ

その周囲には数え切れないほどのオナガガモマガモの大群がいる。

オナガガモマガモカモ類の中では体が大きい方だが、オオハクチョウの存在感は正に抜群である。

この群れの中からミコアイサトモエガモを見つけてはメンバーで喜んだ。

時間があればハクチョウカモの様子を見に来ているという地元のおばあちゃんの話によると、これから日が暮れるまでの間、違う場所で採食していたハクチョウが戻って来る光景が観察できるとのこと。

これは良い話を聞いた!

だんだん夕暮れらしい雰囲気になって来ると、話の通り南の方面からハクチョウの群れがこちらに向かって来た。

池の上空をゆっくり旋回して水鳥がいない場所に着水してくる。

着水したハクチョウを観察すると、コハクチョウだった。

コハクチョウ

第1陣の飛来後、次から次へと南の空からハクチョウが戻って来る。

動画

しばらくハクチョウに目を奪われていたが、背後ではカモ達の大群が右に左に水面をゆっくり移動している。

ゆっくり移動中のオナガガモの大群。

カモは夜間に活発に食事をするので、これから仕事始めといった感じだ。

いくつかの群れごとに北の利根川流域方面に向かって飛び去った。

その後も、ハクチョウの群れはもう飛来しないだろうと思っていると現れるの繰り返しで、結局300羽くらいがこの池でねぐら入りしたのではないか。

動画

 たった1時間の観察ではあったが、目の前での水鳥達のダイナミックな飛び去りや着水に夢中となって周囲が暗くなるまで楽しんだ。

見聞きした野鳥(観察順)

オオハクチョウ
オオバン
オナガガモ
マガモ
コガモ
カルガモ
ヒドリガモ
ミコアイサ
カイツブリ
ハクセキレイ
トモエガモ
コハクチョウ
ホオジロ

計13種

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