NHK総合「ダーウィンが来た!」2017.4.9放送分情報

タイトル

強いぞ!日本の国鳥キジ

内容

繁殖期

・雄は繫殖期になると、「ケーン」と高い声で鳴いた後に翼をバタバタと羽ばたかせて(ほろ打ち)縄張り宣言をする。ことわざの「けんもほろろ」の由来との説がある。
・雄同士の縄張り争いの作法は、①まずお互いが鳴きあって縄張りを主張し合う。②それでも争う場合はくちばしと脚を使って取っ組み合いのケンカをして勝負を決める。
・縄張りを確保した雄はようやく雌への求愛行動に出る。その行動は、雄が雌のそばに寄って尾羽を広げ見せる方法で、気に入ってくれるように何度も繰り返す。

抱卵中

・雌は抱卵中は天敵が近づいてもじっとして気配を消す手段を取る。一方、雄は雌を守るために積極的に外敵を攻撃したり、外敵の関心を自分に向けさせたり、雌に警告したりする。
・雄は雌が抱卵に入ったら次の雌を見つけて求愛行動をする(一夫多妻制)。

子育て

・雌はヒナが孵ったら直ぐにヒナを連れて巣から移動する。理由は①匂いや声で外敵を呼んでしまうので②ヒナは生まれて直ぐに自力で食べ物を探すことができるので。
・子育ては雌だけではなく雄もサポートする。

コメント

普段は意外と見かけないが、「ケーン、ケーン」と不意に大きな鳴き声を出して存在感をアピールする野鳥というのが私のキジに対する印象です。知っているようで知らない野鳥でした。特に繁殖期における雌の生態は初めて知ることばかりでした。あんなにじっとしていたら、見かけるのは難しいですね。
キジで思い出すのは、毎年冬に渡良瀬遊水地で猛禽類の塒入りを観察するのですが、暗くなって帰ろうとする頃にきまってキジの鋭い鳴き声を聞くのです。あれはキジの寝る前に一鳴きするルーティーンなのでしょうか。

横浜で最もキジが見やすい場所は境川遊水地でしょう。特に南にあるビオトープ付近では目撃することが多いです。

キジ雄 境川遊水地 撮影日 2015.1.25