野鳥 オグロシギ 2017.9.24 稲敷

今回の稲敷探鳥ではオグロシギを間近で観察できました。

まず目立ったのは幼鳥の中に1羽だけいた成鳥の繁殖羽がかなり残っている個体です。

赤褐色の頭部と胸、胸から腹にかけての横斑など繁殖羽の特徴が出ています。

くちばしの基部から半分までは鮮やかな山吹色のように見えます。


繁殖羽の状態が残る成鳥


群れの中でも目立つ存在。


幼鳥


左の個体の方が右の個体に比べて大きい。

大きさも形も似ているオオソリハシシギは、雌の方が体が大きく、くちばしは長いです。

以下、オオソリハシシギの大きさ比較画像です。中央左が雌、右が雄。

オグロシギも同様に雄と雌では差があるのでしょうか。

オグロシギの雄と雌の違いは、雌の方が雄より①体が大きく、くちばしが長い。②繁殖羽のの赤褐色が薄い傾向にありますが、相対的な違いであるので、現時点では断定しません。

以下は採餌中の動画です。

オグロシギ成鳥の採餌中の様子(ここをクリック)

スポンサーリンク