探鳥記 2018.3.11 毘沙門湾&恵奈湾 13:50~14:45 晴れ

城ケ島探鳥を終えて、三崎港でマグロ丼を食べた後、次の目的地を検討する。

三浦半島西岸の長井に行くか?東岸の毘沙門湾や恵奈湾に行くか?

毘沙門湾や恵奈湾はシギチドリの渡りの中継地として貴重な場所であり、春の渡り時はメダイチドリチュウシャクシギキアシシギキョウジョシギなどを観察できる。

さきほど城ケ島上空を通過したチュウシャクシギが観察できるかも。

期待を込めて毘沙門湾や恵奈湾に向かうことに決めた。

毘沙門湾 13:50~14:20


静かな雰囲気の毘沙門湾

到着して直ぐに湾内を見渡すと、浜辺に近い海面でカモメ達が水浴びをしている最中だった。

ミツユビカモメが飛んで来て、この群れに加わった。

ミツユビカモメウミネコオオセグロカモメとの大きさの違いが分かる。

しばらくじっくりとカモメ観察をしたかったが、爆音を響かせる車が通過した際に飛び去ってしまった!

ここで我に返ってチュウシャクシギの件を思い出して探索スタート。

毘沙門湾で撮影されたチュウシャクシギの画像は磯にいる場面が多いので、磯を中心に探索する。

大きいシギなので目立つはずだが、見当たらず。


チュウシャクシギがポツンと1羽たたずんでいる場面を妄想してしまった風景


探索中のチュウシャクシギ 2014.5 平潟湾にて

チュウシャクシギよ、どこにいるのか?

探索を断念して恵奈湾に向かう。

見聞きした野鳥(観察順)

ミツユビカモメ
ウミネコ
オオセグロカモメ
セグロカモメ
マガモ
イソシギ
ハクセキレイ
ヒヨドリ
セグロセキレイ
ヒドリガモ

計10種

恵奈湾 14:25~14:45


恵奈湾に現れた干潟

到着時、目の前には干潟が現れていた。

水辺の鳥がたくさんいる雰囲気ではあったが、干潟の中央にコサギが、奥にマガモが2羽がいるだけであった。

渡りの時期ならシギチドリを中心とした水鳥が観察されるのだろう。

湾内の海面にはヒドリガモウミネコセグロカモメがポツンと浮いている。

冬の真っ只中ならともかく、もう春の陽気で湾内はのんびりとした雰囲気に包まれていた。

続いて金田湾に行き、テトラポット付近で越冬しているシノリガモを探索したが、姿は見えず。

海上にも海鳥の姿はなかった。

もう、シノリガモは北に旅立ったのだろう。

ここでここで今回の三浦半島探鳥はお開きとなった。

※この後も金田湾でシノリガモが観察されていたことが判明!テトラポットの裏にいたのだろうか。

見聞きした野鳥(観察順)

コサギ
マガモ
ヒドリガモ
ウミネコ
セグロカモメ
ツグミ
カワウ
ウグイス
ハシブトガラス

計9種

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