探鳥記 2018.12.24 多々良沼 11:40~13:30 晴れ

板倉エリアから多々良沼へ。

まずは前回同様に弁天島周辺で探鳥を開始。

個人的には前回観察したシロチドリハマシギツルシギのその後が気になる。

まずは前回シロチドリがいたエリアを探すも見つからず(その後もシロチドリは時々観察されているとのこと)。

代わりに地上に降りて採餌中のミヤマガラスを見つけた。

水面にミコアイサを探すも見つからず。

前回同様、水鳥の数は少ない。

弁天島前の浅瀬には前回より近くにハマシギツルシギの群れが休憩中。

ここでも相変わらず風が強く、シギ達の中には風上に向かって頭部を下げて風に耐えている個体もいる。


強風が画像左から右に吹いている。各10羽の群れを形成。ツルシギが10羽も越冬するのは関東No.1?


ハマシギ 第1回冬羽


ツルシギ 第1回冬羽移行中

遠くからカラスの大群が押し寄せてきて水際に降り立ち、水を飲み始めた。

板倉で観察できなかったミヤマガラスの大群の登場である。

自分は観察できなかったが、大群にはコクマルガラスもいたとのこと。

この大群、水を飲んだ後は上空を何度も旋回して近くの森へ移動した。

ミヤマガラスの大群は風が強い日は樹林でじっとしていることが多いのかも知れない。

仲間がミコアイサを見つけて、これで気持ちよく隣接するガバ沼にハクチョウを見に行ける。

前回はオオハクチョウ4羽だけだったが、あれからずいぶん飛来数が増えて、本日午前中のカウントは63羽。

観察場所から見たガバ沼 奥に見える樹林にオオタカノスリがよく止まる 手前)オナガガモの群れ、奥)オオハクチョウの群れ

左)オオハクチョウ幼鳥 右)オオハクチョウ成鳥

マガンや亜種アメリカコハクチョウの目撃談があるが、本日は不在のようだ。

そろそろ渡良瀬遊水地に戻ってチュウヒなど猛禽類のねぐら入りに備えなければならない。

多々良沼から渡良瀬遊水地へ移動した。

見聞きした野鳥(観察順)

スズメ
ハシブトガラス
ハシボソガラス
ミヤマガラス
カルガモ
マガモ
カンムリカイツブリ
アオジ
ハクセキレイ
カワウ
ダイサギ
コサギ
ツルシギ10
ハマシギ10
カイツブリ
コガモ
ヒドリガモ
ミコアイサ
コクマルガラス
オナガガモ
オオハクチョウ
コハクチョウ
モズ
バン

計24種

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