探鳥記 2018.1.28 銚子 8:30~13:15・14:45~15:15 曇り

本日は日本野鳥の会千葉支部が銚子で主催するカモメ探鳥会に参加した。

いつもより早めに出発して8時半には銚子に到着。

探鳥会開始まで銚子港の千人塚付近で軽く探鳥を行う。

前回2017年11月12日の探鳥時は千人塚付近もカモメ類の姿も少なかったが、今回はさすがのカモメ類の最盛期である。

千葉支部の支部長自らが解説するカモメ探鳥会は他支部の間でも有名のようで、当日は関東各地から多数の参加者が集まった。

ウオッセ21付近からスタート。

さっそくユリカモメウミネコセグロカモメミツユビカモメが目の前を何度も通過する。

普段間近で観察することがないミツユビカモメの黄色のくちばしが特に目を引いた。


ミツユビカモメ


頭上を乱舞するウミネコの群れ

水面にシロカモメの第1回冬羽と判断した個体が浮いている。

しかし、担当リーダーによると、くちばしの黒い部分と薄ピンクの部分の境界が明白に分かれていないので交雑種との判断だった。

もし探鳥会に参加していなければ間違いなくシロカモメ第1回冬羽と誤判断していただろう。

これだけでも探鳥会に参加して良かったと思える場面であった。

先ほど探鳥した千人塚に移動。

同じ光景と思いきやシノリガモヒメウハヤブサなどが次々と観察できた。

沖合ではウミスズメを観察した参加者もいた。

ここから第2卸売市場を経由してさかな料理礁付近までの、防波堤沿いの立ち並ぶカモメの大群の観察が始まった。

カナダカモメ やはりセグロカモメよりも胴体が小さく脚が短い


ワシカモメ


ニシセグロカモメ(タイミルセグロカモメ) 前日野島で観察した個体よりも脚の黄色味が強かった。

さかな料理礁付近で鳥合わせを行って無事探鳥会は終了。

それにしても中身の濃い勉強になった探鳥会で、来年も是非参加したい!

含蓄のある支部長トークは、これからカモメ類を勉強すればするほど思い出す内容になると感じた。

ここからスタート場所のウオッセ21までの復路は、探鳥会で出会ったカモメ達の再観察と担当リーダーの言葉を思い出しながら探鳥となった。

遅い昼食はウオッセ21の2階にあるシーフードレストランうおっせで取った。

以前、梅雨時期の入梅イワシの最盛期に食事をしたことがあり、とても美味しかったのを覚えている。

今回は空腹のため過度の期待を込めて入店したが、その期待にがっつり応えてくれる食事となった。

鰯ソースかつ丼 確か1080円だったような

鰯のつみれ汁 380円

昼食後に本日3度目の千人塚で探鳥したが、心もお腹も満たされてしまったのか、濃い探鳥会で燃え尽きてしまったのか、珍しく探鳥意欲が著しく減退していた。

2羽のシロカモメを観察した後、探鳥意欲を取り戻すべく?銚子を離れて東庄県民の森へ向かうことにした。

続きは次回。

見聞きした野鳥(観察順)

ウミネコ
ミツユビカモメ
セグロカモメ
オオセグロカモメ
ヒドリガモ
カルガモ
スズガモ
ハシビロガモ
カンムリカイツブリ
アカエリカイツブリ
イソシギ
カワウ
ヒヨドリ
トビ
ハシブトガラス
ユリカモメ
カモメ
イソヒヨドリ
ハクセキレイ
ヒメウ
ハヤブサ
オカヨシガモ
コサギ
アオサギ
シノリガモ
ウミウ
キンクロハジロ
ホシハジロ
オナガガモ
ハジロカイツブリ
カナダカモメ
ニシセグロカモメ(タイミルセグロカモメ)
オオバン
キジバト
ツグミ
カワラヒワ
ムクドリ
スズメ

計38種

目撃談:クロサギ、ウミスズメ、メジロ、ジョウビタキ

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