探鳥記 2018.1.14 稲敷③ 8:40~17:00 晴れ

遅い食事をして、再び今朝探鳥した本新地区へ。

ハジロコチドリは今度も観察できなかったが、オオハシシギは前回と同じ場所で確認。
渋い色合いのオオハシシギ 色合いはクロジを彷彿させる


背中の模様になぜか引かれしまった。

前回と同じ光景が広がり、一昨日にタイムスリップした気分だ。

オオハシシギの群れをこんな近くでの観察できるのは幸せだと改めて感じた。

15時を回った。

いよいよ甘田干拓地で猛禽観察に向かう。

前回の観察から甘田干拓地はねぐら場所というより狩場と判断したので、本日は最終的には浮島湿原でねぐら入りを観察することにしよう。

浮島湿原の戻ることを考えると1時間ぐらいの観察時間になってしまい、満足できる観察ができるかちょっと心配であった。

が、前回同様に短時間にたくさんの出会いがあった。

まずは到着早々にコミミズクが目の前に現れる。

動画 ※以前HPのトップ画面で掲載済み

続いてハイイロチュウヒ雄が右の流れてゆく。

コチョウゲンボウは草原を低空で通り抜けていく。

さすがハヤブサの仲間だ、何回見てもその速さに惹かれてしまう。

奥にはカラスの群れが点在している。

この辺りならハシブトガラスハシボソガラスではなく、ミヤマガラスと推察した。

じっくりスコープで観察するとやはりミヤマガラスだった。

ミヤマガラスの群れときたら、群れに混じることの多いコクマルガラスのチェックも!

コクマルガラスは一回り小さいので混じっていれば目立つ存在だが確認できなかった。

再びコミミズクが登場。

隣にいたバーダーによると本新地区でさきほどアメリカウズラシギを2羽観察したとのこと。

浮島湿原に戻る前にせっかくだからアメリカウズラシギを観察したい。

少しはやく甘田を干拓地を切り上げて再度本新地区へ。

教えてもらった場所に急行したが、見当たらない。

場所を間違えたのか?付近を探索するも夕暮れが近くなったので探索打ち切り。

浮島湿原に移動する。

ここで成田からアカツクシガモの観察しに駆けつけて来た鳥仲間と合流。

同行メンバーは浮島でねぐら入り観察、私は鳥仲間とアカツクシガモの場所に急行!

祈り思いで到着するも、どこにもいない。

飛び去ってしまったようだ、、、。

残念無念!遠くにきれいな夕暮れの筑波山が目に入り、複雑な思いでしばし見ていた。

浮島湿原組と合流して、ねぐら入りの話を聞くと、コチョウゲンボウを堪能したようだった。

前回と今回の2日間で稲敷のあちこちを探鳥することができ、たくさんの野鳥と出会えることができた。

特にシギチドリはこんなにたくさんの種類を観察できるとは思わなかった。

シギチドリといえば、春秋の渡りシーズンではあるが、冬も十二分に楽しめる場所であった。

見聞きした野鳥(観察順)

トビ
タゲリ
ツグミ
アカアシシギ
タカブシギ
タヒバリ
オオタカ
カワウ
アオサギ
スズメ
コチドリ
タシギ
セグロセキレイ
ムクドリ
ホシムクドリ
シメ
コサギ
キジバト
ヒヨドリ
ミサゴ
オジロトウネン
コガモ
モズ
ヒシクイ
チョウゲンボウ
ノスリ
オナガガモ
カルガモ
カワラヒワ
ダイサギ
ハシボソガラス
ムナグロ
ハシビロガモ
カンムリカイツブリ
チュウヒ
カワセミ
イソシギ
イカルチドリ
ハマシギ
ヒバリ
アオジ
ホオジロ
アカツクシガモ
クサシギ
オオハシシギ
コミミズク
ハイイロチュウヒ
ミヤマガラス
コチョウゲンボウ
キジ

計50種

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