探鳥記 2017.5.7 平潟湾 10:30~12:00 晴れ

今シーズン、何とまだ横浜の三番瀬?平潟湾で春のシギチドリを観察していない!

最近は東京湾を中心に観察していたので、地元のシギチドリ観察をおろそかにしすぎた、反省!

渡りのピークは過ぎたと思うが、とりあえず平潟湾へ直行!

 

GW最終日なので、潮干狩りで混んでいると思ったが、それほどでもない。

さっそく、この時期の平潟湾を代表するキアシシギを発見。

1羽気が付くと次々とキアシシギが目に入って来る。

今年も相当数来ているようだ。

目の前で採餌していたり休んでいる個体だけでなく、遠く潮干狩りをしている方まで採餌している個体もいる。

もっと早く観察に来いよ!

次に常連のメダイチドリを探す。

いつもならチョコチョコ動きながらゴカイを採餌しているのをよく目撃するが、なかなか見つからない。

今日は違う餌場で食事中かと思っていたら、ようやく2羽見つける。

例年なら10羽ぐらいの群れで採餌しているのだが、今年は少ない。

キアシシギと二枚看板のメダイチドリ

次にメダイチドリの群れとよく行動するハマシギを探す。

これまた見つからない。

同行者が200mくらい離れた向こう岸にいるハマシギ1羽を執念で発見。

しばらくしたらこちらに飛んできてくれた。

 

毎年ハマシギは十数羽の小群で渡りの途中に平潟湾に立ち寄る。

しかし、このハマシギは1羽で採餌している。

ハマシギは群れで行動することが多いシギなので、1羽しかいない状況を見ると、違和感を覚えるとともに群れからはぐれてしまったのか?心配になる。

えさも仲間も探してね!

残る常連さんキョウジョシギは今回は見当たらない。

おそらく野島の裏手で休んでいるのだろう。

昨年の平潟湾の春の渡りでは、サルハマシギセイタカシギが観察されて地元バーダーを喜ばせた。

改めて決して環境が良くなくても立ち寄ってくれることを再認識した。

最近のシギチドリを取り巻く環境の悪化を考えると、常連さんがいつの日かサプライズゲストにならないことを祈っている。

シギチドリ以外では、冬鳥のスズガモがまだ滞在している。

このまま居心地が良くて平潟湾に居ついてしまう鴨。

もうしばらく羽を休ませてもらうぜ。

 

帰り際、鉄柵を見ると、キアシシギが群れで休憩中、満潮でエサが取れない状況でもないのに。

渡って来た直後の群れで疲れているのか?

それともこれからの渡りのために寝貯めしているのか?

それとも夜間に採餌行動をしてようやく一休みなのか?

頻繁に観察するキアシシギさえもまだまだ分からないことが多い。

理由はそっちで考えて。とにかく眠いのだ。

こちらもようやく心に引っかかっていた探鳥が終わってホッと一息。昼寝でもしようか。

見聞きした野鳥(観察順)

キアシシギ
メダイチドリ
ハマシギ
スズガモ
スズメ
ムクドリ
カワウ
イソシギ
イソヒヨドリ

計9種

 

 

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