野鳥 オナガガモ 繁殖羽に移行中の雄

 

エクリプスから繁殖羽に移行中の雄の成鳥 2017.10.21  上野不忍池

以下の3枚の画像は不忍池で撮影した同じ個体です。

腹は真っ白ではなく、褐色斑が散在しているので雄幼鳥から第一回繁殖羽?とも考えました。

しかし、①肩羽に明瞭な白い斑がない②胸模様も幼鳥のような小斑が整然と並んでいるような名残が見えない③幼鳥の腹には遅い時期まで細かい斑が残ることがあり、この画像の腹もほぼ白いことから、現時点では成鳥と判断しました。


雄の翼鏡を表す白、黒、緑、橙褐色のラインがあります。

そして繁殖羽の白黒の細かい斑が生えているので、移行中と判断しました。

この翼鏡を見て昔の東海道線の車体を思い出してしまいました。

雄のくちばしは黒色で両側が青灰色をしています。

翼の付け根付近の繁殖羽が目立ちます。

幼羽から繁殖羽へ移行中の雄の幼鳥 2016.10.10  平塚市

下記の2枚の画像は同じ個体です。

肩羽に明瞭な白い斑があるので幼鳥、1番外側の3列風切が黒いので雄と判断しました。

脇に繁殖羽の白黒の細い斑が生えています。

くちばしは成鳥雄のような模様ではありませんが、幼鳥なので不明瞭ということで良いと思います。

雄の翼鏡を表す白、黒、緑、橙褐色のラインがあります。また三列風切の黒い軸斑も成鳥に比べて薄いです。

 

繁殖羽の雄の成鳥 2015.1.24   横浜市 恩田川

成鳥の繁殖羽を見てから、移行中の様子を見直すと良いと思います。

 

※参照文献:「日本のカモ識別図鑑」氏原巨雄・氏原道昭