探鳥記 2018.4.8 奄美大島探鳥③ 2日目後半 12:40~21:45 晴れ

奄美自然観察の森から宇宿漁港へ。

宇宿漁港 12:40〜12:45

天候も穏やかで良い観察条件だったが、昨日に続きイソヒヨドリのみの観察となった。

ムネアカタヒバリとは出会えるのか?

大瀬海岸へ移動。

大瀬海岸 12:50〜13:08

昨日に比べて水際がより手前で観察しやすい条件ではあるが、鳥の種類・数ともに少ない。

シギチドリムナグロのみで残念であったが、昨日に続きクロハラアジサシを観察できた。

※早朝にここで岩の上にいるヤツガシラの目撃談があった。

見聞きした野鳥(観察順)

ダイサギ
チュウサギ
アオサギ
クロサギ
ムナグロ
クロハラアジサシ
ミサゴ
オナガガモ

計8種

アヤマル岬 13:15〜14:00

天気が良いので人が多く、探鳥には不向きな状況。

昨日不活発であったリュウキュウツバメは本日は悠々と青空を飛び回っていた。

あちこちに広がる芝生の上にいる珍鳥を妄想しながらの探鳥となったが、発見できず。

再度、奄美自然観察の森へ。

見聞きした野鳥(観察順)

ミサゴ
リュウキュウツバメ
クロサギ
カワウ
イソヒヨドリ
ヒヨドリ
オオバン
カイツブリ

計8種

奄美大島自然観察の森 14:30〜18:10

3時間ぶりの観察の森、いよいよ後半戦のスタート!

先ほどよりは森が鳥の声でにぎやかに感じる。

アカヒゲの美声が相変わらず森に響き渡り(観察できないのだが)、上空高い場所からはカラスバトズアカアオバトの声、一度だけリュウキュウコノハズクの声が聞こえてきた!

そしてオーストンオオアカゲラのドラミング!

奥の水場に行くとちょうどルリカケスがいた。

水を飲む行動からも警戒心の強い鳥と感じた。

この旅、一番の近さでの撮影となって喜んだが、その間にアカヒゲが今まで待機していた場所に登場して観察機会を逸してしまった。

全てはうまくいかないものである、、、。

この頃、観察の森にY社とA社の野鳥ツアーが到着して、森がにぎやかになった。

我々はY社の皆さんの近くで引き続き野鳥観察を続けていたのだが、ここでY社担当のNさんと初めてお会いした。

Nさん担当のツアーの人気は何度も耳にしていたが、なるほどNさんの気配りと適切な指示と気さくさを目の当たりして納得した。

そばにいる我々一同もまるでツアー参加者ではないかと思ってしまうほど、Nさんや参加者と野鳥談義や情報交換をするなど雰囲気の良い時間を過ごすことができた。

ここではズアカアオバトの姿を観察することができた。

森の中で声は何度も聞いていたが、ようやくの御対面。

ズアカアオバトは周りの緑に溶け込んでおり、見つけにくい理由が改めて分かった。

夕方近くになり、今回の探鳥の主目的であるアマミヤマシギが今夜観察できるのか?そわそわしてくる。

自力で見つけたいというつまらない考えはもはや不要だ。

朝から我々に優しいご対応のレンジャーの方におススメ観察ポイントをすがりつくように尋ねると快諾!

どうやらこの付近の林道ではたいてい観察できるとのこと。

まだ観察していないのに、もうアマミヤマシギに出会った気分となり、気持ちよく夕食を求めて市街地へ向かった。

夕食は豆腐料理専門店の島とうふ屋。前日に続き、ここの料理も美味しかった。

見聞きした野鳥(観察順)

ルリカケス
ヤマガラ
アカヒゲ
カラスバト
ズアカアオバト
ヒヨドリ
オオアカゲラ
キジバト
サンショウクイ
リュウキュウコノハズク
キビタキ

計11種

北部林道 20:00〜21:45

お腹も満たし、いよいよ夜の林道に出陣!

昨夜の林道探鳥と同様にリュウキュウコノハズクの声を聞きながらの探鳥となった。

今回はリュウキュウコノハズクの枝止まりの姿も是非見てみたい。

ゆっくり車両を進めながらアマミヤマシギがいないか道端付近の草地を凝視する。

しばらくすると道沿い高い斜面でシギらしき個体をメンバーが見つけた。

すぐに飛び去ってしまったが、目撃メンバーによると大きさとくちばしの形から多分アマミヤマシギだろうとのことであった。

いよいよアマミヤマシギと出会うチャンスが近づいて来た。

更に車を進めると今度は運転手の「いたー!」という叫びが。

どこだ?どこだ?と必死の探すと何と目の前の草地の斜面にいた。

車のライトだけではハッキリ見えなかったので、手持ちのライトを照らすと憧れのアマミヤマシギの姿が!

舞岡公園で長年ヤマシギを見てきたので、一目でヤマシギとは異なるのが分かった。

念願のアマミヤマシギと出会えて喜びと安堵感で胸が一杯となった。

更に別個体を見つけるべく車を進める。

前方50mぐらい前の路上中央で再びアマミヤマシギを発見。

この個体は全身の姿を観察できたので、ヤマシギと比べて長くガッシリした脚を持つことが分かった。

アマミヤマシギを観察した後、今度は夜の観察の森に立ち寄ってリュウキュウコノハズクとの接触を試みる。

接触といっても要は鳴きマネをして寄って来るのを観察するだけのことなのだが。

夜の森は真っ暗ではあるが、3個体の雄の「コホッ、コホッ」という声が響き渡り、時々その声に呼応する雌の間の抜けたような「プ~」という声がする。

4個体目の雄を目指して10分くらい「コホッ、コホッ」の鳴きマネをするが、雄雌ともに相手にされていないようで、私への雄の威嚇や雌の興味を示す接近がない。

やはり即席の鳴きマネでは通用しない。

のどの痛みと虚しさを感じたので森を撤収。

帰りの途中、林道で今回もアマミノクロウサギを観察して、無事2日目が終わった。

見聞きした野鳥(観察順)

リュウキュウコノハズク声18、アマミヤマシギ4、アマミノクロウサギ1