探鳥記 2018.3.4 葛西臨海公園 7:30~11:30 晴れ

この冬、葛西臨海公園ではサンカノゴイが越冬しており、時々幸運なバーダーに目撃されている。

また近隣の水元公園ではアメリカコガモが越冬しており、まだ観察したことがないので是非見に行きたい。

そこで今回はこの2種の観察を目標に都内の公園をはしご探鳥することにした。

サンカノゴイは午前中の方が観察されやすいとのことなので、まずは葛西臨海公園へ。

今回は東西なぎさに行かず真っ直ぐ鳥類園の上の池に向かう。

歩道から上の池のアシ原が見えてた所で本格的な探鳥モードになる。

今回の舞台となった上の池(淡水湖)

サンカノゴイは①擬態をするなど隠れ上手である②ゆっくりとした動作である③日中は活発に動き回らない④体色もアシ原と似ているなど、探索難易度が非常に高い鳥である。

以前、大井野鳥公園で観察した時も非常に苦労した思い出がある。

とりあえず根気よく視界に入るアシ原を何度もじっくり観察するしかない。

アシ原の下部を凝視する時間が続く中、アシ原の上部では時々オオジュリンの小群が現れてはアシの表面をむしって中に潜む虫を捕食する光景が見られた。


オオジュリン

動画

上の池に沿って進み、センター前に到着。

今シーズンはここからサンカノゴイを最も多く観察できるそうだ。

冬鳥シーズン終盤でカモの姿もまばらだ。

視界に入るアシ原をくまなく探したが見つからず。

再度逆コースをたどって探索を続けることにする。

通り道の通称クイナ池でアシ原を注視しているとガサゴソと動く気配を察知した。

双眼鏡でチェックするとまさにクイナであった。

警戒心が強いため直ぐに奥に引っ込んでしまったのは残念だったが、サンカノゴイ探索の良い練習となった。

今日は行けるぞ!

続いて向かったアメダスポイント前のアシ原では再度クイナが、その後直ぐにヒクイナが一瞬現れては引っ込む光景が目撃された。

また気分転換にアメダスポイントから東なぎさを観察すると、ウミアイサクロツラヘラサギアオアシシギなどを観察することができた。

今日はやはり観察は難しいか?あるいはもう繁殖地へ飛び去ってしまったのか?と諦めモードの中、未練たらしくもう一度センター前に行くと、、、。

ひょっこりと首を伸ばしているサンカノゴイがついに登場したのだ!

全長が70㎝でチュウサギとほぼ同じだが、ずんぐりしているので大きく見える。

また同じ体型であるヨシゴイの約2倍の全長だから、単純計算で2×2×2=8倍の体積比であるが、見た目の印象と比べても悪くはない数字ではある。

最初は周囲を警戒しているのか首を伸ばしてじっとすることが多かったが、徐々にアシ原の中を動き始めた。

ちょっと目線を外すと、いるのは分かっているのに再度見つけるのに苦労した。

以上、3枚ともSさん撮影

動画

しばらくして手前の死角のアシ原に飛び去ってしまい、これ以上の観察はできなくなった。

その後、どうにか飛び去った場所が見える場所を探しては探索したが駄目だった。

駄目元で葛西臨海公園に来たが、幸運にも目的のサンカノゴイを観察できて良かった。

気持ちよく、次の目的地の水元公園へ向かった。

見聞きした野鳥(観察順)

ツグミ
ハクセキレイ
シジュウカラ
ウグイス
ジョウビタキ
ヒヨドリ
オオジュリン
セグロセキレイ
ホシハジロ
バン
オオバン
アオサギ
カイツブリ
コガモ
ムクドリ
ハシブトガラス
キジバト
ミサゴ
カンムリカイツブリ
ウミアイサ
スズガモ
ヒドリガモ
ウミネコ
ハジロカイツブリ
ハシボソガラス
アオアシシギ
オカヨシガモ
カワウ
ハシビロガモ
ハクセキレイ
キンクロハジロ
メジロ
アオジ
クイナ
ヒクイナ
サンカノゴイ
シジュウカラ
カワラヒワ
カルガモ
クロツラヘラサギ
イソシギ

計41種