探鳥記 北海道縦断④ 2018.6.16 稚内⇒旭川 4:30 ~16:10 晴れ

サロベツ湿原センター 4:30~6:40

北海道探鳥2日目。

4時半にセンターに到着。

そばの森からエゾセンニュウの声が聞こえている。

昨日の夕方から鳴き続けているのだろうか。昨夜稚内市内の宿の裏山で鳴くエゾセンニュウの声が街路まで響いていたので、そんなことをふと考えた。

センター内に入って、昨日最後にシマアオジが観察された湿原奥のポイントへ真っ直ぐ進むと、昨日お世話になったバーダーがすでに待機中。

話によるとすでにシマアオジは4時過ぎに登場したそうだ。

昨日に比べて寒くなく風もほぼなく良い観察状況である。

目の前に広がる湿原の向こうには利尻岳が雲間から姿を現わしており、サロベツ原野にいることを実感させてくれた。

観察環境は整った!後はシマアオジを探索するのみ。

近場はカメラマンに任せるとして、スコープで遠くを重点的に探索することにする。

あこがれ続けたシマアオジ、、、。

自分自身で何とか探したいと近年稀にみる執着心で探索を続ける。

全長14㎝のシマアオジスズメぐらいの大きさなので、遠目での観察ではちょっとした動きに反応しないと厳しい状況である。

探索当初は風に揺れる草にも反応していたが、徐々にこの場で飛び回るノビタキを観察して行くうちに鳥の動きを素早くキャッチできるようになった。

そしてついにその瞬間が来た!

距離はおよそ70mくらいか、ついに草の上でじっとしているシマアオジを発見!
ついに登場したシマアオジ雄 以下4枚の画像は全て同行者Sさんが撮影

前日、豪快に誤判定したので何度も確かめたが、下面の黄色と上面の赤栗色の姿がハッキリと分かる。

ついにシマアオジを見ることができた、、、。

仲間やバーダー達に急いで知らせて、周囲は一気に盛り上がりを見せた。

喜びより安堵感が先行して意外と冷静であったつもりだったが、ふと気が付くと足が小刻みに震えているではないか!

このシマアオジ、遠くにいても体下面の黄色が非常に目立つ鳥で、一度見つけると目が慣れたせいか次に見つけるのがずっと容易になった。

発見した5時以降、雄が1時間に4回も登場しては、我々がいる木道近くを2回も横切っては付近にある樹上にとまったり、あの涼やかなさえずりを2回聞くなど、地元バーダーいわく久々の大サービスをしてくれた。

動画
記録よりも記憶に!という理念ではなく、まずは撮るより見入ってしまうのがバードウォッチャーの性。今回もついスコープでシマアオジに見入ってしまい、撮影は飛び出し直前の2場面のみとなってしまいました。

念願のシマアオジ観察して、ようやく周囲の野鳥を観察する余裕が出て来た。

先ほどから時々マキノセンニュウの連続音が聞こえていたので、本格的に探索開始。

声のする方向を見て、以前の観察経験から地上1メートルくらいを上限にして探すと、意外と直ぐに見つかった。

場所は木の根元付近にある横枝の上で、以前霧多布で観察した個体も同じような場所であった。

マキノセンニュウ探索のご参考に!

マキノセンニュウの観察を終えて、再度シマアオジを観察しようと目の前に広がる湿地を探索したが、鳥の気配がない。

最後にシマアオジを観察してから30分以上経っている。

鳥達の早朝の活発な時間帯が終わって、しばらくはこの状態が続くと思い、一度センターを離れて他の探鳥地に行くことにした。
シマアオジがいる風景 去り際に利尻岳が姿を見せた。

次は山野の鳥を観察すべく、付近にある豊富自然公園へ。

見聞きした野鳥(観察順)

エゾセンニュウ
ウグイス
ハクセキレイ
ノビタキ
コヨシキリ
ハシボソガラス
ツツドリ
オオジシギ
アオジ
ヒバリ
カッコウ
シマアオジ
ホオアカ
マキノセンニュウ

14種